ジャンゴ 繋がれざる者、ちょっとヤバイ タランティーノのKick Ass [映画]

クリスマスイブとクリスマスの夜、動物ERでお仕事したシェイマスくんですが、その後26,27日をお休みが取れたのでサンディエゴのお友達、日系人Mちゃんのところへ遊びに行きました。
27日にMちゃんの観たがっていた映画、「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てきました。

タランティーノ監督の感性が思いっきり出てる映画でした(笑)
必要以上の流血、っていうかぶっ飛ぶ流血?

舞台は南北戦争前のアメリカ南部、奴隷制度が特にあったエリアです。
この頃の黒人たちはまったく人間の扱いをされていませんでした。
これが1960年代まで続いていたんです。
(南北戦争以後ほとんどの州で奴隷制度は廃止になりましたが、それでも黒人はものすごい差別をされていた、という意味です)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E6%B0%91%E6%A8%A9%E9%81%8B%E5%8B%95



だからジェイミーフォックスが演じるジャンゴ、黒人が馬に乗るなんて「ありえない」、そしてブルーのスーツを着ている場面がありますがあれって「白人」のオフィサーのユニフォームだし・・・
ちゃんと髪も後ろで三つあみにしてある凝りよう!(爆笑)

そしてドイツ人の歯医者(クリストフ・ワルツ)と一緒におたずね者の悪党達を「Dead or Alive」での賞金稼ぎをやるなんてほんとに「ありえない」です。

そして白人が鞭でのおしおきをジャンゴが白人にやり返すのなんて、「まさにありえない!」
その「ありえない」をやってしまうのがタランティーノ監督の感性?

ジェイミーフォックスの演技も素晴らしいですが、この映画は悪者がものすごくいいんです!
ディカプリオもすごいですが、上の予告に出ていないサミュエルLジャクソンがすごいんです。
ディカプリオにものすごくゴマをすっていて、それでいてとっても意地悪なところがとても笑わせられました。

そして今回はジャンゴのパートナーとしてとても良い役をやっている、クリストフ・ワルツ!
シェイマスくんは彼が一番良かったなぁ・・・あ、サミュエルLジャクソンといい勝負(笑)
彼は2009年のタランティーノ監督の映画「イングロリアス・バスターズ」でナチスの上官を演じています。



ちなみにブラピは南部訛りのアクセントです。

わたしの過去のブログでも紹介しました。
http://opossum-rule.blog.so-net.ne.jp/2009-09-05

ディープにしようと思ったら、本当にディープにできる奴隷時代をタランティーノ監督がとっても「ありえない」コメディー(え?アクションかな?)に仕上げてくれました。


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kaychan

ふ~ん、この映画がKick Assなの? 奴隷制度をシリアスにとらえずに、「ありえない」状況設定で痛快な作品に仕上げてくれてるからかな?
3月になってレディース・デイ(¥1000)に私の都合がついたら行ってみよっかな♪ ジェイミー・フォーックス観たい[__わーい]

レ・ミゼラブルは観たけどホビッドはまだ観てないの・・・近いうちに行こうと思っているよ~。 
by kaychan (2012-12-31 15:14) 

シェイマス

kayちん!上の予告にもチラッとあるけど、ジャンゴを見るほかの黒人奴隷のリアクションとか白人のリアクションがすごい面白いんだよぉ~~~(爆笑)
同じ列に座ってた若い白人の男の子たちなんて、受けまくって腰をシートから浮かせて映画観てたよ(笑)

サミュエルLジャクソン、彼って本当に演技がウマイ!!!
座布団10枚あげちゃうよ!(笑)

by シェイマス (2012-12-31 19:09) 

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